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チェーン・リアクション(1996) - ザ・チャンバラさんのレビュー
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Web www.jtnews.jp

タイトル名 チェーン・リアクション(1996)
レビュワー ザ・チャンバラさん
点数 4点
投稿日時 2009-12-17 17:08:38
変更日時 2009-12-17 17:08:38
レビュー内容
「沈黙の要塞」「ウォーターワールド」と並ぶエコアクション大作の本作ですが、環境問題を背景にした映画ってどうしてこんなに面白くないんでしょうねぇ。本作より10年後、キアヌは再び環境問題を背景にしたSF大作「地球が静止する日」に出演しましたが、これもやっぱり駄作でした。。。
この映画はスタジオ主導の足し算の論理で作られているのが丸出しで、結果として著しく統一感に欠ける作品となっています。「スピード」の爽やかカップルが好評だったから本作の主人公達もキスすらしないカップルであり、「逃亡者」のジェラード捜査官があまりにかっこよかったから本作のFBI捜査官はまんまジェラードでした。CGが急速に発展していた時期だったので映画全体のバランスを考えずにSF映画並みの爆破シーンを加え(同時期のデイライト、ロングキス・グッドナイト、ブロークン・アローも同じようなことをやってました)、他のアクション映画との差別化のために環境問題の要素を採り入れ、さらに世界的なスケールを持たせるためにCIAの陰謀論をぶち込み、脚本はごった煮状態です。一方で多くの要素を詰め込んだために作品の核となる謎解きや逃走劇の面白さが失われており、そんな肝心要の部分が二の次になってしまったためにつまらん映画となってしまったようです。「警察にみつかる→走って逃げる」を何度も繰り返すだけではさすがに飽きてしまいます。まだ前半は素人が機転を利かせて逃げ回っているという描写になっていたものの、後半になるにつれてオタク学者のキアヌが超人化し、複数人のCIAを相手に格闘して勝利するといういい加減さはどうなんでしょうか。陰謀の核であるモーガン・フリーマンとブライアン・コックスの関係はイマイチよくわからないし、資料も持ち帰らずに博士を殺害、研究所を爆破し、挙句に「この実験をもう一度成功させるためにはキアヌが必要だ」と言い出すわけですから、大して頭の良い組織ではないのでしょう。
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