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デジャヴ(2006) - wunderlichさんのレビュー
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Web www.jtnews.jp

タイトル名 デジャヴ(2006)
レビュワー wunderlichさん
点数 9点
投稿日時 2008-08-09 18:14:16
変更日時 2008-08-10 08:53:20
レビュー内容
この作品のタイトルがなぜ「タイムトラベル」ではなくて「デジャヴ」なのか分からない人は、この作品をきちんと理解できていない。デンゼル・ワシントン演じるダグがこの作品の中で4.5日前にタイムトラベルをするのは、実は2回目なのである。1回目のタイムトラベルの様子は映画には描かれず、示唆されるだけである。なぜそんなことが分かるかというと、4.5日前を映し出すモニターの世界の中で、ダグがタイムトラベルした痕跡(クレアの家に残されたダグの指紋、止血したタオルなど)が残っているにもかかわらず、フェリーが爆発した事実が変わっていないからである。つまり、実はこの映画は、ダグが1度タイムトラベルしたにもかかわらずフェリー爆破阻止に失敗し、しかもラリー捜査官を巻き込んだせいでクレアまで死なしてしまったところから、スタートしているのだ。もともとの事件では、ラリー捜査官はフェリーの爆発に居合わせてで死に、犯人は自分の車を使って爆破を成功させ、クレアには何にも関係ない事件だったはずなのだ。しかし、ダグが4.5日前のダグ自身に送ったメモをラリー捜査官が受け取ってしまったことで、ラリーはフェリー事故ではなく、事件発生前に犯人を待ち伏せしようとして殺されることになる。しかも、ラリーが犯人の車に発砲したために犯人は別の車を入手しなくてはならなくなり、クレアが巻き込まれてしまう。クレアを救おうとしたラリーは時空を超えるけれど、クレアもフェリーも救えずに死ぬ。そこからこの映画が始まっている。だから、ダグがクレアを救おうと固執するのは、もともと死ぬはずでなかったクレアをダグたちの介入によって巻き込んで死なしてしまったからに他ならない。時空を超えたダグの胸に「REVIVE ME」と書いてあったり、タイムトラベル前に「2回目なんだろ?」ってダグが口走るのはタイムトラベルが2回目だからである。すなわち、この映画のダグは最初から「デジャヴ感」をもちながら捜査を進めているのだ。すごく良くできた脚本だと思う。大傑作だ!!
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