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タイトル名 |
ちょんまげぷりん |
レビュワー |
田吾作さん |
点数 |
6点 |
投稿日時 |
2011-03-22 11:05:49 |
変更日時 |
2011-03-22 11:07:34 |
レビュー内容 |
原作は未読だが、侍とプリンをくっつける発想の奇抜さにまず目を引かれる。SFファンタジーなので、細かいリアリティに関するつっこみどころは沢山あるが、この際目をつぶろう。終始ほんわかしたアットホームな雰囲気で進む中にも、ともさか演じる「ひろ子」がシングルマザーだったり、タイムスリップしてきた「安兵衛」は、実は江戸時代では就活中だったというところや、家事に関する考え方や、子供をしかる場面など、結構現代日本の社会問題をしっかり取り上げているところが好印象だった。特に、安兵衛の立ち振る舞いの丁寧さや、勤勉さなど、侍の持っていた美徳を現代の日本男性が失いつつあることを思わせつつ、ユーモアあふれる展開で最後まで安心して観られる映画だった。 |
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