|
タイトル名 |
探偵はBARにいる2 ススキノ大交差点 |
レビュワー |
田吾作さん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2014-03-29 10:56:03 |
変更日時 |
2014-03-29 11:52:36 |
レビュー内容 |
「探偵」という言葉がもつ「昭和」なイメージのとおり、全編通してあえて昭和の香りを漂わせているところが本作の特徴だ。バー、黒電話、タバコ、オセロ、喫茶店(ナポリタン)、ポンコツ車、乱闘、カーチェイス、そして音楽や衣装などなど…。パソコンやスマホを駆使することなく、ひたすら足で調査をする大泉と超強い松田。この雰囲気は嫌いじゃないし、前作以上に笑えるシーンも多く楽しめた。が、それ以上に全編に漂う哀しさ、せつなさが胸に残るシリーズ。今回も尾野真千子が哀しい役を好演していた。また前作には夕張、本作には室蘭が出てくるが、北海道の地方都市のさびれた雰囲気も取り入れ、哀しさとせつなさを増幅させている。すすきのを舞台にした古くて新しいシリーズとして長く続いてほしい作品。 |
|
田吾作 さんの 最近のクチコミ・感想
探偵はBARにいる2 ススキノ大交差点のレビュー一覧を見る
|