みんなのシネマレビュー
ラッキー(2020) - タコ太(ぺいぺい)さんのレビュー
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

タイトル名 ラッキー(2020)
レビュワー タコ太(ぺいぺい)さん
点数 6点
投稿日時 2022-12-13 00:31:48
変更日時 2022-12-13 00:31:48
レビュー内容
作品中にもそのことに通じるシーンが出て来ますが、題名の「ラッキー」とは、ヒロインが自己啓発本の作者として成功したことに対して「運が良かっただけ」と揶揄している意味なのですね。

読者からも心からの賛意を感じることが出来ず、夫からも一人の人間として敬意をもって受け入れられてはいないと感じる日々。彼女にとって、彼女を取り巻く全ての人々は、ある意味敵対する存在に他ならないといった感じです。

そして、次第に彼女は心を蝕まれ、謎のマスク男に襲われ続けることになる、といったところでしょうか。

登場するシーンの殆どが彼女の妄想のように思え、その合間合間に現実が見え隠れしているといった構成のように感じます。観る者をそのようにリードする細かな仕掛けも施されていますし。

その仕掛けのメインが、登場するごとに彼女が致命傷を負わせるマスク男。彼は世のあらゆる男性を個性を取り払って概念的に表現した存在。何かしようとすると常に彼女の前に立ちはだかる存在といったところでしょうか。振り払っても振り払っても、殴っても刺し殺しても繰り返しやって来る脅威。只管彼女は疲弊します。

ラスト。漸く男の息の根を止めた彼女が、はぎ取ったマスクの下に見た数々の男の顔。彼女にとって決して好ましくない男たちの顔。男の存在と行動の意味を知った彼女は、これから生きていくことが決して「ラッキー」なくしてあり得ないとでも悟ったのでしょうか?

社会の中での女性の生きづらさを描いた作品と受け止めたいところですが、難解な表現を選んだがためにテーマが解り難くなってしまったように思え、6点献上止まりです。
タコ太(ぺいぺい) さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2024-06-02鬼談百景76.11点
2024-06-01三茶のポルターガイスト44.50点
2024-06-01キラードール66.00点
2024-05-27トビラ 魔の入り口55.00点
2024-05-27STAND BY ME ドラえもん55.20点
2024-05-27コカイン・ベア65.50点
2024-05-2777.00点
2024-05-24暮らしの残像55.00点
2024-05-24EDWARD77.00点
2024-05-24ヴィーガンズ・ハム45.71点
ラッキー(2020)のレビュー一覧を見る


Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS