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真夏の方程式 - ユーカラさんのレビュー
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Web www.jtnews.jp

タイトル名 真夏の方程式
レビュワー ユーカラさん
点数 8点
投稿日時 2013-07-02 23:17:58
変更日時 2013-07-04 06:28:53
レビュー内容
原作では海辺が舞台となる謎解きシーンは、映画では取調べ室に置き換えられる。

本来なら、その後に続く杏と風吹ジュンの面会シーンのようなセットとしたほうが
いかにも現実的で「ツッコまれ」ないだろうが、映画はあの部屋を要請する。

劇中で幾度も変奏されてきた反射装置の極め付けと云うべきミラーガラスが
そこにあるからに他ならない。

この1枚の仕切りを介した視線の劇が、
『パリ、テキサス』とはまた別種の形容し難い情感を生む。

母娘の正対する面会シーンもまた、仕切りを介して現在と過去を交錯させる。

息せき切って走る、フラッシュバックの中の娘。
揺れる水面上で、マジックミラーの背後で、喘ぐように嗚咽する現在の娘。
女優の呼吸が、ヒロインのキャラクターに文字通り生を吹き込んでいる。

そして疑似父子としての福山雅治と山崎光が
幾度もロケット実験を繰り返すシーンの清々しさは、その放物線の美しさと共に
『父ありき』の川釣りのシーンにこじつけたくもなる。

二人が横並びで座る駅舎のベンチシーン。
福山の誠実な語りの響きがいい。
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