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タイトル名 |
ゴーストバスターズ(2016) |
レビュワー |
ユーカラさん |
点数 |
4点 |
投稿日時 |
2016-08-21 07:16:18 |
変更日時 |
2016-08-21 07:47:18 |
レビュー内容 |
清々しいくらいの「女尊男卑」映画で、学部長だか市長だかを始め、まとも(?)な男性はほとんど登場しない。
クライマックスで、あわや三人のメンバーが押しつぶされそうなところでクリステン・ウィグの登場によって勢ぞろいとなるのだが、 彼女は単なる遅刻でしかない訳だから、そこには再結束のケレンというものがない。 普通は事前にメンバー間の確執だとかを配置しておくのが定石なのだけれど。
メリッサ・マッカーシーとの過去のわだかまりもいま一つ判然としないので、ラストの救出もエモーショナルな起伏に欠けてしまう。
というわけで、ドラマの抑揚のつけ方がまるで拙いのである。
政治的に配慮されたキャスティングバランスと、先端のVFXでありながら陳腐なバカ騒ぎ。それだけでは戦略的に厳しいのは当然である。 |
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