みんなのシネマレビュー
ベレジーナ - Qfwfqさんのレビュー
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

タイトル名 ベレジーナ
レビュワー Qfwfqさん
点数 10点
投稿日時 2006-06-14 18:46:19
変更日時 2006-06-14 18:46:19
レビュー内容
テオ・アンゲロプロスがギリシャを曇天と黒のロングコートの国にしてしまったように、ビクトル・エリセがスペインを熱情から詩情の国にしてしまったように、ダニエル・シュミットは「ベレジーナ」でスイスの国旗の白十字を黒に上塗りした。なんていうのは大げさだし、そーやって勝手に影響を受けている自分が単なるアホなのだが、この3人が作る映画は単なる「お国映画」に留まらず、独特な視点を提示している。この点の非凡さと同時に映画としての贅沢さも持ち合わせていて、言い方はあれだが、見たあと非常に得した気分になる(で、その後に「ヨーロッパ映画ってやっぱり深いねー」みたいな感じになるとちょっとマズいわけだが)。まあ、それ以前に「ベレジーナ」は文句なしに面白く、艶のある映画だと思った。うっとりするような反復(画面に見とれて字幕を見逃してしまうほど)が繰り返されながら少しずつズレが生じてきて、そのズレが決定的になった時、スイス最後の一日が始まる。その始め方が、とんでもなくバカにされたというか、煙に巻かれたようなひっくり返しなのだけど、その後の怒涛の展開はさらにぶっ飛んでいて、最後に独立の旗がバッと開いた時が最高潮。鑑賞後の幸福感がたまらない。ハラーショってあんた・・・
Qfwfq さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2008-11-25TOKYO!96.00点
2008-11-20罪の天使たち107.00点
2008-07-29接吻 (2006)106.75点
2008-04-28プラネット・テラー in グラインドハウス66.55点
2008-04-10ノーカントリー76.42点
2008-01-10恐怖分子107.16点
2007-12-18呉清源 極みの棋譜86.00点
2007-10-29めがね65.65点
2007-09-27トランスフォーマー65.71点
2007-09-20ロストロポーヴィチ 人生の祭典96.40点
ベレジーナのレビュー一覧を見る


Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS