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魔法にかけられて - やしきさんのレビュー
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Web www.jtnews.jp

タイトル名 魔法にかけられて
レビュワー やしきさん
点数 9点
投稿日時 2009-06-25 01:28:05
変更日時 2011-05-31 11:18:22
レビュー内容
いつかは出るであろうディズニー物のパロディをディズニー自身がやるなんて、すごすぎる!確かにおとぎの世界はキャラクターの考え方や行動そのものも現実離れしていて、現代人が冷静に見るといささかイラっと来る部分もある。たとえば、白雪姫が森をさまよううちに小人たちの家に勝手に上がりこんで、七人分のベッドを一人で使って眠り込んでしまう身勝手さは現実の世界では不法侵入にあたるかもしれない。このギャップを逆手にとってここまでうまくまとめた力に頭が下がる。おとぎの世界を否定しているどころか、お姫様の純粋さこそが現代の忘れたものである、と気づかせてくれるというお見事な展開。王子やナンシーも無用な嫉妬で引っ張らず、大団円になるのも爽快だ。ミュージカルという非現実の世界も彼女ならもちろん違和感がない。ロバートを好きになり始める後半のジゼルのしおらしさは、エイミー・アダムスが演じるからこそいじらしく見える。歌唱力はすばらしいの一言。そしてダンスパーティで自分の好きな人がほかの女性(ナンシー)とダンスを踊り、いつしかその女性と結婚してしまうという、おとぎの世界では絶対にありえない片思いの表情はとても切なく美しくみえてしまう。おとぎ話では片思いは絶対にないだけに心の痛手は俗世の我々と比べられないほどつらいものなのだ。さらにその直前に踊る二人のダンスシーンは「美女と野獣」そのままのカメラワーク。アニメだからこそ出来たと思う映像が実写ではより鳥肌もののすばらしさ!ダンス途中でロバートが告白とも言える歌詞の口ずさみもロマンチックな演出。これぞ映画!日本語版も観たが、吹き替えの主要人物(歌を歌うジゼルとエドワード王子とダンスパーティの歌手)の声色はあまりにも原作(字幕版)と似ていてまったく違和感がない。吹き替え版制作のこだわりにも拍手を送りたい。
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投稿日付邦題コメント平均点
2021-08-21スカイ・ハイ(1975)65.00点
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2020-05-21チリ33人 希望の軌跡75.83点
2020-04-24Oh! ベルーシ絶対絶命77.00点
2020-01-04男はつらいよ お帰り 寅さん66.97点
2016-12-28シンデレラ(2015)96.82点
2016-02-21スラムドッグ$ミリオネア97.09点
2015-03-30イントゥ・ザ・ウッズ64.56点
2015-03-08テルマエ・ロマエ65.75点
2014-09-20雨に唄えば108.08点
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