みんなのシネマレビュー
プリンス・オブ・シティ - やしきさんのレビュー
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

タイトル名 プリンス・オブ・シティ
レビュワー やしきさん
点数 7点
投稿日時 2008-01-16 18:21:30
変更日時 2008-01-16 18:21:30
レビュー内容
長い作品ゆえかつてテレビ放映で前後編に分けていた思い出。「1941」で女の子を追い回す軍曹役だったトリート・ウイリアムス主演のドキュメンタリータッチのシリアスドラマ。「街の貴公子」と呼ばれたNY市警麻薬捜査チームの内幕を淡々と描く本作は、確かに今流行のどんでん返しや奇抜なストーリー展開はない。チーム内に根付く腐敗に疑問を持ちはじめた主人公が、内部捜査機構の圧力に屈し徐々に協力させられ、仲間を密告していくのだが、当然明るい結末になるはずがない。それでもなお25年以上も覚えているのは、俳優の「密告による正義」と言う苦悩をしっかり演じていたことだったかもしれない。今にして思えば「16ブロック」のB・ウィリスの心境と通じるものがある。ただし決定的に違うのは、仲間全員がそれなりの悪事を働き(ひどい悪意ではなく)自分もそれに同調し、少なからず恩恵を受け立ていた男が、自らの過ちと決別するために反旗を翻すのではなく、内部捜査によって追い詰められることだ。確かに能動的の方がかっこいいに決まってる。本作の主人公は追い詰められての内通だ。ある意味最低かもしれない。それでも彼にカメラは焦点を当てる。後悔と自己嫌悪にまみれる主人公になぜか惹かれる不思議な感覚が今も記憶に残っている。
やしき さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2021-08-21スカイ・ハイ(1975)65.00点
2021-03-30キャスト・アウェイ66.55点
2020-05-21チリ33人 希望の軌跡75.83点
2020-04-24Oh! ベルーシ絶対絶命77.00点
2020-01-04男はつらいよ お帰り 寅さん66.97点
2016-12-28シンデレラ(2015)96.82点
2016-02-21スラムドッグ$ミリオネア97.09点
2015-03-30イントゥ・ザ・ウッズ64.56点
2015-03-08テルマエ・ロマエ65.75点
2014-09-20雨に唄えば108.08点
プリンス・オブ・シティのレビュー一覧を見る


Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS