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スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃 - レインさんのレビュー
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Web www.jtnews.jp

タイトル名 スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃
レビュワー レインさん
点数 6点
投稿日時 2012-03-02 07:00:04
変更日時 2012-03-02 14:22:56
レビュー内容
若きオビ=ワンを演じ、旧作のウェッジ役の俳優を叔父にもつユアン・マクレガーは、この「アタック・オブ・ザ・クローンズ」というタイトルが嫌いだそうですが、確かに趣きのない題名ではあります。 見習いパダワンだった彼がジェダイマスターとなり、運命の人アナキンをパダワンとし正しく導こうとするのですが。 コルサント・ナブー・カミーノ・タトゥイーン・ジオノーシスと多くの惑星を舞台とし、ネオトリロジーの中核として広がりを見せるものの前作以上に政治・陰謀色が濃く、そのあたりも旧作ファンにアピールしにくい要因でしょうか。 ヘイデン・クリステンセンはダース・ベイダーの俳優デヴィッド・プラウズに近い長身で影のあるマスク、役にはあっているはずなのにアナキンに観客を取り込む力は少なく、ナタリーも旧作のキャリー・フィッシャーより美形でありながらパドメの印象も強いとまではいかず、恋愛描写も古色蒼然としていました。 1作目で騒々しさで不評を買っていたジャー・ジャー・ビンクスの出番は減っていますが意外にも重い役目を与えられ、旧シリーズの敵役ボバ・フェットの出自が明らかになるなどディテールは面白くとも、新トリオが活躍するにもかかわらず作品の持つイメージが一番弱いエピソードかもしれません。 新シリーズはCGを生かした大量のバトル・ドロイドなどで観客を圧倒しようとしているようですけれど、観客の方はそういった「物量」にあまり関心を示さないのではと思われるのですが。 ルークの育ての親オーウェンとベルーも姿を見せています。
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