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輝きの海 - レインさんのレビュー
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Web www.jtnews.jp

タイトル名 輝きの海
レビュワー レインさん
点数 8点
投稿日時 2011-03-06 00:00:04
変更日時 2011-03-06 16:55:08
レビュー内容
邦題で損をしているようだけれども堅実で真摯な英国文芸映画。 ポランスキーの「テス」に並べても恥ずかしくないと思う。 ジョゼフ・コンラッドの小説を下敷きにした作品はハーディのように宿命的であっても最後まで重くすることなく解放があり、女性監督の繊細さが生かされた作品。 「灯台守の恋」のようによそ者が虐げられ、不幸な生まれの娘が疎まれる海辺の村での彼らの結びつきは天命といえ、お互いに相手しか持たぬ彼らの情愛は「僕の家は君だ」という言葉に表されるように深く、結末では哀感も含みながらそれまでの苦しみが氷解して静かな歓びに満たされる。 髪をまとめ質素な服に身を包んだレイチェル・ワイズが言葉より目で語るヒロイン。 母親までが自分の不遇の過去の遺物として娘に辛くあたるのは理不尽に思えてならない。 フランスのヴァンサン・ペレーズがロシア語とロシア訛りの英語を修得するのは難儀したのではと想像され、思わぬところで再び言葉の壁が立ちはだかる場面では熱演。 ヤンコには息子のように慈愛を注ぎながらエイミーには村人同様偏見も持つ医師のイアン・マッケランが重厚。 ヤンコを導いた海も「ライアンの娘」のように物語に添う美しい背景となって、ラストシーンは未来への希望を感じさせる。
レイン さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2013-12-31コン・ティキ86.75点
ブライト・スター/いちばん美しい恋の詩(うた)86.75点
カッレくんの冒険77.00点
ガールズ66.00点
長ぐつをはいたネコ(2011)75.81点
2013-10-10汚れた血87.20点
2013-10-09ボーイ・ミーツ・ガール66.18点
2013-10-08イブラヒムおじさんとコーランの花たち85.78点
2013-10-07ル・アーヴルの靴みがき77.14点
2013-10-06サイン74.15点
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