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アンビリーバブル - ミスター・グレイさんのレビュー
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Web www.jtnews.jp

タイトル名 アンビリーバブル
レビュワー ミスター・グレイさん
点数 8点
投稿日時 2007-03-30 18:20:48
変更日時 2007-03-30 18:20:48
レビュー内容
ともすれば未来という設定も忘れてしまいそうな近い将来が舞台ですが、これはシュールレアリスムをやりたい監督が冒険し過ぎる危険性を回避して、観客に歩み寄り少しでも物語性を備わせようとしている印象を受けます。なんせ既成概念無視の不可解な現象の連発。説明無し、物語の関連性無しにウガンダ人が空を飛びますし、異常気象を装い夏に雪が降りますし、水が凍結します。この不合理さは未来科学的と言うよりも完全に超現実的であり、同時にその画は詩情的なのです。ですから物語としては不親切と言いますかイイカゲンなのですが、私は何だかとっても惹きつけられるのです。まず最初の異変としてエスカレーターに死体が当たり前のように転がっていてホアキンと共にミステリアスな世界へと誘われる。そして錯覚のようにクレアのそっくりさんが登場するシーンにドッキっとさせられる。この奇妙な謎の数々の答えは提示されませんが、これは〝無人島に行くなら何を持って行く?〟みたいな極論に過ぎず意味など無く、愛についての追求なのだと思います。ショーン・ペンをストーリーテーラーとして使ったのは少々ズルい気がしますが、解り易さも提供してくれるしオトボケ学者キャラは味があります。ホアキンとクレアも役にはまっていますし、特にホアキンの無口で少し困惑気味の表情のアップが良いです。ただこの〝アンビリーバブル〟って邦題はどうなんでしょう?風船の如く空飛ぶウガンダ人だけに捧げられたようで、この題をつけたことがアンビリーバブルです。
ミスター・グレイ さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2012-06-30続・夕陽のガンマン/地獄の決斗97.34点
2012-06-01夕陽のギャングたち87.53点
2012-05-15トッツィー57.06点
2012-04-27大列車強盗(1973)55.15点
2012-04-17血煙高田の馬場(1937)108.62点
2012-04-06吸血鬼(1931)87.90点
2012-03-26プラトーン77.47点
2012-03-09フレンジー76.33点
2012-03-02狩人の夜86.78点
2012-02-24ドラゴン・タトゥーの女76.82点
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