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タイトル名 |
暴走機関車 |
レビュワー |
ミスター・グレイさん |
点数 |
5点 |
投稿日時 |
2006-05-03 14:47:51 |
変更日時 |
2006-05-03 14:49:03 |
レビュー内容 |
最後に二人を助けるため連結器を離した時、割りとすぐに後ろの車両が止まりましたが動力がなくなったからってあんなに簡単に止まるのでしょうか?鉄道関係者でもないし物理学者でもありませんが、常識的にあの猛スピードで走っていたらしばらく惰性だけでも止まれない(やっぱり二人は飛び降りなきゃダメ)と思うのですが…。という、ど~でも良いことが気になったってことはあまり作品に入っていなかったって事ですね。シェイクスピアの引用を活かしてみたり恐怖に直面したリアルな人間描写は良かったけれど、正直あんまり面白くなかったです。ところで黒沢監督のシナリオでは機関車は最後には止まっていたそうです。もちろん所長との対立などはなく、〝機関車=レールに繋がれている〟〝脱獄犯=鎖に繋がれている〟をシンクロさせて機関車自体を主役としたスピルバーグの「激突!」のようなものにするつもりだったと聞きました。黒沢監督が撮っていたらどうだったとか言えない事かもしれませんが、やっぱり観てみたかったですね。それも出来ることなら三船敏郎主演で。 |
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