|
タイトル名 |
サボタージュ(1936) |
レビュワー |
ミスター・グレイさん |
点数 |
8点 |
投稿日時 |
2011-01-11 18:29:13 |
変更日時 |
2011-01-11 18:29:53 |
レビュー内容 |
このあたりの年代の俳優さんについては良く知らないのですが、このシルヴィア・シドニーという女優さんは出演作を何本か見る限り、純真な美しさが魅力的で一本芯が通ったような印象があり、やや童顔なところも男の守ってやりたい精神をかきたてる方です。映画館の窓口で八百屋で働く刑事にニカッと微笑みかけるシーンを見ればコロリとなっても致し方がないと思います。しかし、ということは逆にイジメてやりたい精神も働くわけで、可哀相なことに弟君を爆殺されてしまい(ユーモラスな歯磨きのシーンまで入っているのにまさかだ!)、あの衝撃の食卓シーンへと導かれることとなります。本来ならば穏やかな食卓が緊張感につつまれ、思いつめたシドニーが食事をナイフで切り分けていると、当人も自分が手にしているものが凶器になると気付き慌てて放り出す…。この食卓の殺害シーンが出色です。 |
|
ミスター・グレイ さんの 最近のクチコミ・感想
サボタージュ(1936)のレビュー一覧を見る
|