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タイトル名 |
ライムライト |
レビュワー |
Jumpさん |
点数 |
8点 |
投稿日時 |
2005-10-31 16:52:41 |
変更日時 |
2005-11-05 10:32:09 |
レビュー内容 |
この映画のラストシーン、「街の灯」と同じくらいに観ている者へその結末を委ねている気がします。最後にカルヴェロは観客を笑わせたのか、それとも笑ってもらったのか。 もちろんどちらが正しいということではないのですが、未だに自分の中でもどっちなのか答えが出ません。でもこれはチャップリンとキートンの競演シーンのみ観客の歓声を排除していることから、単にサイレントへの懐古というだけでなく、それを観た私たち自身がどう思うかということなのでしょう。 年老いた道化の最期、前者であればハッピーエンドともとれるし、後者であれば救いようのない残酷な最期だともいえます。そういった意味でもあれだけ語り尽くされ、議論されている「街の灯」のラストシーンを超えていると言っても過言ではない気さえする。 |
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