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タイトル名 |
機動戦士ガンダムF91 |
レビュワー |
みげるさん |
点数 |
8点 |
投稿日時 |
2006-10-23 00:36:12 |
変更日時 |
2006-10-23 00:36:12 |
レビュー内容 |
御大には晩年にもう一度「最高傑作」か「集大成」のどっちかを出して欲しいですが、本作では、苦闘に満ちた中期における御大のメッセージを強く感じることができます。不幸な家族環境にいた主人公がマシンの中に引き籠もってうじうじしながら成長する1st(とその続編)と違って、今回の主人公は「与えられた状況の中で自分に何ができるか?」を常に考えており、しまいには母親が作り上げた高性能のセンサー付きマシンを脱け出して、虚空に舞う「花」を(自分の目で)見つけて漂流する恋人にたどり着く・・・。こういうロマンチックな描き方に主人公の成長を託しているという点に、御大の懐の深さをまた感じてしまったわけです。(「家族環境の不幸」は、今回はヒロインに押しつけられていますけど) |
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