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タイトル名 |
愛に迷った時 |
レビュワー |
パブロン中毒さん |
点数 |
4点 |
投稿日時 |
2009-11-24 21:57:57 |
変更日時 |
2009-11-24 21:57:57 |
レビュー内容 |
すんごい豪華キャストに名匠ハルストレムということで、いやでも期待が盛り上がったのだった。 が、「えっ。」という感想なのだった。そのイミは「えっ、これだけ?本当にこれだけ?」の「えっ」なのだった。 脚本がダメダメで、すべてのエピソードが中途半端に終わるんです。途中でジュリア・ロバーツが大騒ぎしたのはいったいなんだったのけ?意味ないじゃん? あまりにハラが立つので私が言いましょう。昼の街中で他人の亭主と平気でキスをするような女は、頭が足りないお子様状態か、カタギではない女です。しかし、どうやら相手の女は仕事仲間ぽいですから、フツーの勤め人らしいです。そうしますと、堂々と不倫をしているそのワケは、「よしんば誰かに見られてもかまわない。この人と一緒になる。」という本気状態と思われます。 本気状態で不倫をしているカタギの女が、相手の妻に見られてモメているからといって、おとなしく引き下がるはずはありません。これ幸いと、自分を認めさせに出てくるはずです。なので自然とエディの行き先は女のところになるか、逆に自宅に女が出入りするようになるのです。だからこういう場合妻のほうが出て行くのは損なんですよねフツーは。 それがそれが、本気のはずの相手の女は一切出てこず、話に絡んできませんから、これはもうエディが殺してしまったと思ったほうがいいくらいです。女が出てこないことで話が破綻しています。 そして、ほんとうなら相手の女が話に絡むはずなので、もっとドロドロするのが当たり前で、「夫の浮気を乗り越える方法=あきらめた夢に再挑戦する」なんてユル~い締め方になるはずはないのだ。 なんていうかこういう作品は、人気女優の観客動員力に乗っかって一発稼ぐために作ったとしか考えられないですね。そしてその金で本当にやりたいものを作ると。 やたらに馬を出してほのぼの感を煽ろうとするなど馬に失礼です。馬で行くならちゃんと馬のことを描いてもらいたいものだ。ダメだこういう映画は。 |
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