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タイトル名 |
エミリー・ローズ |
レビュワー |
ワルモノさん |
点数 |
8点 |
投稿日時 |
2006-11-17 03:03:29 |
変更日時 |
2006-11-22 05:40:57 |
レビュー内容 |
◆心理描写がわかりやすく、シーンの意味や背景がくっきりはっきりわかる良質な映画。◆よく練りこまれた脚本と台詞まわしなので世界に入って見れた。◆悪魔祓のシーンのデキバエは秀逸。怖さとカッコヨサ、何千年もはびこってきた骨太な悪魔が6匹も憑いてるんだから、そりゃタイヘンだわ~と背筋が凍ったよ。◆法廷シーンもかゆいところに突っ込んでくれるツクリで爽快。超自然学者の陳述がユーモラスだった。◆主演のローラ・リニーの演技は見事。心理の移り変わりが自然に表現できていた。◆日本人であるオレにとって神だの悪魔だのを考察するのは骨が折れることだ。絶対的な善である神にというもの自体が肌に合わぬ。◆だがしかし、エミリーに愛をそそぎ、闇を抱えたまま生きていく神父さんの姿は、男らしーな…と共感できた。◆…以上、とくに文句がない良質な作品だ。びっくりどっきりホラーではない骨太な邪悪を感じたいヒトにお薦め。 |
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