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タイトル名 |
橋(1959年/ベルンハルト・ヴィッキ監督) |
レビュワー |
θさん |
点数 |
8点 |
投稿日時 |
2013-11-16 23:34:02 |
変更日時 |
2013-11-16 23:34:02 |
レビュー内容 |
派手な戦闘シーンは全くない。「勇敢にたたかってカッコよく死ぬ」のと対極にあるような、どうしようもない死に方ばかりしていく。しかし実際にはそういう死の方が多いのであろう。
■前半はやや退屈。子供たちに感情移入させるためにはある程度は必要なのは分かるが、わりとダレる。妙な色恋沙汰とかは趣旨に沿わない気がする。
■後半は一転して戦場に放り込まれる。お話の中でしか知らない「勇敢にたたかう物語」から一気に現実に引き戻され、戦場にあるのは無様な死か無様な生でしかないことを思い知らされる。「戦争は遊びじゃない」という一喝がすべてであろう。 |
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