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タイトル名 |
エターナル・サンシャイン |
レビュワー |
kikaさん |
点数 |
9点 |
投稿日時 |
2010-11-07 05:45:50 |
変更日時 |
2010-11-07 05:45:50 |
レビュー内容 |
ハッピー・エンディングのはずなのに、何故か悲しげな演出は恋愛の本質をついていて、胸が苦しい。 2人でいるときほど孤独な時間はない。結局この人はいつ離れてもおかしくない、あかの他人であることを思い知らされる。結婚が約束の地でないのはミュージワック夫妻を見るまでもない。想いの強さに正比例して絶望は深くなる。 「物悲しげなセックス」は彼女が彼に本気な証拠でしょ? 全てを忘れてしまったはずなのに、2人は再びめぐり合い、恋に落ちる。 記憶がないからといって、人間の本性が変わるわけじゃない。彼はまた彼女を誤解し迷うだろうし、彼女はまた迷う彼を苦々し思い、彼の見解に傷つくだろう。 わかりあう日なんて本当は来ないのかも。それでもこの2人が幸せになったらいいのに。 |
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