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タイトル名 |
小津の秋 |
レビュワー |
鳥居甲斐守さん |
点数 |
5点 |
投稿日時 |
2009-09-25 23:21:49 |
変更日時 |
2009-09-25 23:21:49 |
レビュー内容 |
秋の蓼科の落ち着いた雰囲気が作品の基調ととても良くマッチしている。また重過ぎる過去を抱えたまま静かに生きる老婦人を演じた藤村志保の演技も素晴らしい。だがしかし、どうしても細かいところで粗さというか詰めの甘さが目に付いてしまう残念な作品。そもそも主役の沢口靖子が雑誌記者にまったく見えない。またいくら戦中とはいえあんな田舎を戦闘機が飛んでくるというのは考えにくいし、たかが幼子2人相手に発砲してくるわけがない。また後半登場するカップルも唐突過ぎて意味が分からない。海外にいるはずの明子の彼氏が突然目の前に現れるのも腑に落ちないというかなんというか・・・。年齢が離れすぎて恋人というには若干無理あるかなあ。姉と弟だよ、あれじゃ。 |
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