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ボクサー(1997) - すねこすりさんのレビュー
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Web www.jtnews.jp

タイトル名 ボクサー(1997)
レビュワー すねこすりさん
点数 7点
投稿日時 2010-02-08 13:46:36
変更日時 2010-02-08 13:46:36
レビュー内容
アイルランド好きにとっては見逃せない一本。ダニエル・デイ=ルイスは相変わらずの精彩を放っているし、政治的背景が濃いのにそれをラブストーリーで見事に中和させて、奥深い人間ドラマに仕立てることに成功していると思う。思うんだけれども、どうしても一つだけ納得いかないというか、ストンと落ちないというか。それは息子リアムの心についての描写。ジムに火をつけるほど母親喪失への恐怖感があるのに、服役中の実父を捨てる母親への嫌悪感はないのか、ということ。どう見ても、ラストはダニーと母親との生活になることを予感させるわけで、違和感ありまくり。夫婦間でいくら関係が破綻していたと言っても、息子にとって父親はたった一人。きちんと夫婦関係を清算もしていない状況で、あんな多感な年頃、しかも男の子にとって、母親の恋愛ってそんな簡単に受け入れられるものなのか? リアムと父親との関係の描写がまったくないので、一概に言えないけれども、これはあまりにも説明不足という気がするのは私だけなのかな~。というか、他に特に破綻がないので、この一点が却って異様に見えるんだよなあ。だって、母親がダニーといなくなると思っただけで火つけちゃう息子だよ? 逃げないのならダニーと一緒でもいい、ってのがよく分かんないのだよ。これって、些末なことなのかな。私的にはかなり重要なファクターだと思うんだけどなー。ダニーの見世物ファイトを見て心動いた? いや、そういうもんじゃないだろう、と思ったり。何度見直してもそこに納得の行く描写がゼロなのが、作品全体の完成度が高いだけに、大いに不満。
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