みんなのシネマレビュー
グレッグのダメ日記 - 枕流さんのレビュー
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

タイトル名 グレッグのダメ日記
レビュワー 枕流さん
点数 7点
投稿日時 2011-06-14 22:35:04
変更日時 2011-06-14 22:35:04
レビュー内容
子供時代、ちょっとひねくれた男の子だったなら素直に楽しめる作品。小学校時代の「あるある」話をうまく90分にまとめている。この映画の舞台はアメリカの中学校だが、ちょっと幼稚すぎやしないか。日本で育った僕には小学校高学年の頃が強く思い出された。ひょっとしたら日本の子供のほうが少しませているのかもしれない。
当時のクラスは明確に階級に分かれていた。いじめっ子がおり、いじめられっ子がおり、変な奴がおり、アウトサイダーがいる。第一階級は喧嘩が強かったり運動神経がいい奴で、ここに入るのは並大抵なことではない。第二階級ではいわゆる普通の人であることが大切だ。第一階級を目指すがために第三階級に転落の憂き目にあう人間は多い。目立ちすぎるがためにいじめられてしまうのだ。中庸を以って良しとする考え方が大事だ。
そんな中、主人公のグレッグは第二階級から果敢に第一階級を目指す。人気者としてアルバムに掲載されようとする。容貌としては問題ないが、体が小さい上に、小学校からのどんくさい幼馴染と一緒なのが目下の悩みだ。彼はマキャベリストになり、上を目指すためにあらゆることをする。レスリングを始め、親友との絆を断ち切り、強い者には巻かれ、弱いものをいじめる。しかし、事態はどんどん悪化してしまう。彼のランキングは急降下し、遂にはいじめられるようになってしまうのだ。
彼のやることがことごとく裏目に出るさまは観ていて心地よかった。一種のノスタルジーを感じた。同じ第二階級に属していた僕としては、彼の姿に同情しつつ、その中に自分が見えた。僕も彼と五十歩百歩の卑怯な人間だった。この映画は当時に観たかった。そして、人気者を目指すのではなく、女の子にもてようともせず、もっとかっこよく生きたかった。
枕流 さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2013-04-18アウトロー(2012)66.20点
人生の特等席56.40点
2013-04-12シュガー・ラッシュ77.50点
2013-03-31ザ・マスター66.42点
2013-03-30ムーンライズ・キングダム65.55点
2013-03-12世界にひとつのプレイブック76.47点
2013-03-03ジャンゴ 繋がれざる者67.21点
2013-02-21ゼロ・ダーク・サーティ86.83点
2013-02-21フロスト×ニクソン66.82点
2013-01-31トゥルー・グリット86.70点
グレッグのダメ日記のレビュー一覧を見る


Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS