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タイトル名 |
巨人と玩具 |
レビュワー |
氏木さん |
点数 |
9点 |
投稿日時 |
2006-12-27 21:23:22 |
変更日時 |
2006-12-27 21:39:18 |
レビュー内容 |
ライター、テレビCM、ネオンきらきら、「売上げだ。」、「部長だ。」、「不況だ。」等々、おたまじゃくしは見捨てられ、課長の奥さん気が変に…。しつこい、しつこい、たたみ掛ける演出。高度成長期に入った企業利益優先社会の狂乱ぶりを滑稽に描いています。芸能界の悲哀や男女の結婚観も織り交ぜ、テンコ盛りなのですが、力技でエンディングを迎えています。「宇宙服」って、時代ならではですが、当然“引っ掛け”ている訳ですよね。ラストの小野道子の姿に、増村監督の優しさが出ていると思います。役者の演技に納得いかないところもありますが、勢いを感じる映画です。 |
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