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おかしな奴(1963) - 丹羽飄逸さんのレビュー
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Web www.jtnews.jp

タイトル名 おかしな奴(1963)
レビュワー 丹羽飄逸さん
点数 10点
投稿日時 2008-02-11 19:22:33
変更日時 2008-02-11 19:26:34
レビュー内容
小林信彦先生の評価は低かったけど、個人的にはツボにはまりまくった逸品。本作は、終戦直後の爆笑王・先代三遊亭歌笑の、不遇な少年期を経て一躍時代の寵児となり、やがて迎える壮絶な事故死までが描かれている。扮するは後年の喜劇王・渥美清。私は映画の一部やラジオなどで歌笑の落語を聴いたことがあるが、渥美清が真似る口調は驚くほど巧い。また、石山健二郎扮す師匠もモデルの三代目金馬に大変ソックリで、「しゃもじ」なる兄弟子の佐藤慶もずっと一席聴きたくなるほど絶品。劇中での芸名は明かでないが、渾名が「しゃもじ」の三遊亭銀馬という兄弟子は実在している。尤も映画とは異なり、芸も余り評価されなかったらしく、ちゃんと戦後も生き延びている。かくして虚実織り交ぜた話ながら、誇張も映画的な味付けとして実に楽しく、テンポの良さに繋がっている。一方で史実も丁寧な描写が多く層が厚い。あと忘れてならないのは佐藤勝の哀愁に満ちた音楽。これがラストでも功を奏し涙滂沱。まさに心の殿堂に入れておきたい大傑作だった。
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投稿日付邦題コメント平均点
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2016-09-22間奏曲(1936)76.66点
2016-09-21故郷(1972)87.65点
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2016-09-21オネーギンの恋文75.50点
2016-09-20情婦98.44点
2008-02-11人間の証明44.56点
2008-02-11花咲ける騎士道(1952)86.80点
2008-02-11おかしな奴(1963)109.50点
2008-02-11偽りの花園77.37点
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