みんなのシネマレビュー
劔岳 点の記 - なんのかんのさんのレビュー
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

タイトル名 劔岳 点の記
レビュワー なんのかんのさん
点数 6点
投稿日時 2010-10-14 09:56:29
変更日時 2010-10-14 09:56:29
レビュー内容
昔は山岳映画というジャンルがあった。つまり秘境は秘境というだけで映写する価値があった。今ではテレビでほとんどの秘境が開拓されてしまっており、どうかなあと思っていたが、でもけっこう見せるのだ。切り立った峰を人々が歩いていく臨場感なぞ、ゾクゾクッとくる。現場での実写にこだわった愚直さを(ちょっと押しつけがましく感じるところもあるが)、メデてやろうという気になった。そういうふうに、おもに記録映像として鑑賞していたようなのだが、ただ一ヶ所、間違いなく映画を意識させられたところがある。ノブの役どころは、軽はずみをして危険を導くといういかにも物語を単純にならしてしまうものなのだが、実際に彼が岩肌を這い登って行くところには記録映像としての息遣いが感じられる。その彼が斜めに滑り落ちる。さすがにここはリアリズムにこだわれず、現実の転落とは違う何やら「優雅」な滑空を見せてくれるのだ。ああ映画だ、と瞬間思った。たとえばミュージカルで主人公が踊り出すタイミングにも似た、リアリズムからそれ以上のものに跳躍するときめきが、ここで一瞬感じられた。音楽はヴィヴァルディ、バッハ、アルビノーニなどバロック名曲集。登頂の時は『バリー・リンドン』のテーマ(ヘンデルだったっけ)が高鳴る。
なんのかんの さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2014-03-15エデンの東(1955)87.25点
2014-03-14アゲイン/明日への誓い65.22点
2014-03-13オリバー!76.08点
2014-03-12世界の中心で、愛をさけぶ65.27点
2014-03-11真珠の耳飾りの少女66.33点
2014-03-10ゴースト/ニューヨークの幻77.02点
2014-03-09EMMA/エマ(1988)66.00点
2014-03-08稲村ジェーン42.43点
2014-03-07つぐみ54.96点
2014-03-06ボイス・オブ・ムーン65.25点
劔岳 点の記のレビュー一覧を見る


Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS