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タイトル名 |
ヒア・マイ・ソング |
レビュワー |
なんのかんのさん |
点数 |
6点 |
投稿日時 |
2011-12-31 09:56:01 |
変更日時 |
2011-12-31 09:56:01 |
レビュー内容 |
アイルランドの妖精は老人の姿をしているのか。主人公の青年の取り巻きもけっこう年取ってたし。ロックの楽団の老人たちなんか、ほんとおとぎ噺的。この老年で固めたのはストーリーの要請もあるけれど、主人公の年齢コンプレックスの裏返しかもしれない。「まだ30なんです。平和な時代に生まれて」いうこのコンプレックスの由来はなんなんだろう。若さゆえの倣岸さが感じられなく、謙虚という美徳なのかもしれないが、若いモンはもちっと覇気があってもいいんじゃないか。ガラガラの荒れた店が満員になるところは、もっと見せどころになるのに、あっさりしてた。ラストの迫力を出すため、その前は地味にいったのか。アイルランドの部分、出航を決めて時計が鳴り出すとこなんか好きだなあ。深い井戸のとこもちょっといい。かつての「ナポレオン・ソロ」のイリヤ・クリヤキン、D・マッカラムに会うのはたぶん『大脱走』以来だ。 |
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