みんなのシネマレビュー
全身小説家 - にじばぶさんのレビュー
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

タイトル名 全身小説家
レビュワー にじばぶさん
点数 0点
投稿日時 2008-07-21 02:01:34
変更日時 2008-07-21 02:10:26
レビュー内容
癌とたたかい、癌が進行していく中で、必死に生き延びたいと願う小説家を追ったドキュメンタリー。
途中、必要以上にグロテスクなオペシーンが登場したり、はっきりいって嫌悪感以外の何も感じることはできなかった。
癌が進行し、やがて末期癌ともなれば、もうすぐ先に死が待っているわけで、助かるはずなどない。
だが本人からしてみれば、もしかしたら生き延びられるのでは?と考える。
これは至極当たり前な患者心理であるが、しかしそれをカメラに映すことは極めて残酷なことである。
これは悪趣味以外の何物でもない。

本作が良い面において、どれだけ社会的に影響を与え得るか?
そんなことに私は興味がない。

映画は、観ていて楽しいか、または何らかの刺激を受けるものでなければ嘘だ。
このドキュメンタリーには、その両方が欠落している。
刺激どころか、気分は落ちるばかりだ。
私はどんなに相性が悪い映画でも、いったん観始めたら最後まで絶対に観る主義だ。
しかし、このドキュメンタリーに関しては、マジで途中で鑑賞を中止しようかと思った。
だが、何とか最後まで観た。
最後まで救いは感じられなかった。
それほど嫌悪と苦痛を感じた作品だった。

医療関係者として最後に言わせてもらえれば、末期癌という助かる見込みのないテーマは、無縁の人には考える必要のないことである。
そして不幸にも末期癌になってしまった人は、こんな映画なんて何の救いにもならないし、残された時間を自分なりに精一杯過ごし、死を待つのみである。
つまりは、癌とは無縁の人、末期癌になってしまった人、双方にとって無益なドキュメンタリーなのである。
にじばぶ さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2024-05-23人生は四十二から67.75点
2024-05-21逃避33.00点
2024-05-20居酒屋兆治76.30点
2024-05-18赤い私と、青い君77.00点
2024-05-18復讐は俺に任せろ56.90点
2024-05-17クレマチスの窓辺55.00点
2024-05-17影なき男(1934)16.40点
2024-05-15リビングの女王11.00点
2024-05-14ミラノの奇蹟56.71点
2024-05-12還るばしょ44.00点
全身小説家のレビュー一覧を見る


Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS