|
タイトル名 |
美しい人(2005) |
レビュワー |
にじばぶさん |
点数 |
5点 |
投稿日時 |
2016-01-11 02:22:30 |
変更日時 |
2023-02-02 15:59:06 |
レビュー内容 |
オムニバス形式で綴られる、様々な人の人生。 ここで描かれている人生は、ハッピーなものはほとんどなく、辛いことがほとんど。
確かに人生は、楽しいことより辛いことの方が多いかもしれない。 でもそこをメインに延々と描かれると、ただ観ていて疲れが増すばかり。
もちろん、共感はできる部分は多いのだが、人生の辛いことばかりが羅列されるので、疲労感しか残らない。 人はそれぞれ様々なものを背負って、苦しみもだえながら生きているんだ。 そういったメッセージはよく伝わってはくるが、そこには悲壮感しかない。
描こうとしていることは明確だし、実に奥深いテーマを扱っているが、感想としては「疲労感が増す」。 この一言に尽きる。
静謐さの中に描かれる人間模様。 そこには一種の人間賛歌ともとれるメッセージ性がある。 よく言えばこんな感じの作品。
次に観る映画は、明日への活力を見いだせる作品を選びたい。 |
|
にじばぶ さんの 最近のクチコミ・感想
美しい人(2005)のレビュー一覧を見る
|