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追悼のざわめき - にじばぶさんのレビュー
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Web www.jtnews.jp

タイトル名 追悼のざわめき
レビュワー にじばぶさん
点数 6点
投稿日時 2009-03-26 00:30:09
変更日時 2009-04-21 19:33:14
レビュー内容
大阪、いや日本最強のアングラな街、大阪・釜ヶ崎。通称、「あいりん地区」。
ここを舞台に繰り広げられる、あまりにグロテスクで悲しいドラマ。

久しぶりに覚悟をしてから鑑賞にのぞんだ作品だった。
でも意外と大丈夫だったような、意外とダメージを被ったような、すぐには分からない感じの感触。
ただ、確実に言えることは、嘔吐物だけは生理的にダメだったこと。
口からデロデロ、お口からお口へトロトロ、口からベチャベチャ、いっちょすかーん!
キモイ!

ラストシーンもお決まりとはいえ、気持ちの悪い後味。

でも、そんなグロいシーンの数々は、時が経てばそのうち忘れてしまうだろう。
そんな中、ずっとトラウマ的映像として残ってしまいそうなのが、かわいい妹を犯し、殺してしまうシーン。
変に美しく撮られているだけに、悲壮感がはちきれんばかりに画面いっぱいに発散されている。
これは単に気持ち悪いとかでは表現できないものがあった。
このシーンによって、心にずっと残ってしまいそうなダメージを被った気がするのである。
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