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家庭 - にじばぶさんのレビュー
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Web www.jtnews.jp

タイトル名 家庭
レビュワー にじばぶさん
点数 5点
投稿日時 2007-09-02 10:54:33
変更日時 2021-05-31 15:44:55
レビュー内容
監督であるフランソワ・トリュフォーの自伝的作品シリーズ“アントワーヌ・ドワネルもの”の第四弾。
トリュフォー作品は何本も観たが、全体的には好みに合わない作品が多かった。
しかし、“トリュフォー=レオ”コンビによる自伝シリーズは別格だ。
『大人は判ってくれない』をはじめとして、『二十歳の恋』や『夜霧の恋人たち』と秀作ぞろいである。

本作の主人公ドワネルを演じるのは、あのジャン=ピエール・レオ。
元々かなり好きな俳優さんではあるが、このトリュフォー自伝シリーズ(ドワネルもの)においては、特に彼の魅力が発揮されているように感じる。
彼に男の“ダメダメぶり”を演じさせたら、右に出るものはいないからだ。
シリーズ前作『夜霧の恋人たち』で無事結婚したドワネルは、実に幸せそうな新婚生活を送っている。
この何気ない新婚生活を観ているだけでも、十分に楽しむことができる本作。
そして、撮影のネストール・アルメンドロスによる美しい映像も、花を添えている。
そんな中、日本人女性“キョーコ”さんというのが登場する・・・

この登場人物が実におそろしい。
どう恐ろしいかって?
いやー、何とも表現しにくいが、トリュフォーによる日本人女性への偏見にみちたキャラなのだ。
まあこれはこれでジョークと割切れば、楽しく観れなくもないが・・・
(トリュフォー自身も、これに関連して、“失敗作”と本作を評価しているらしい。)
この日本人女性に関するエピソードがあるせいで、日本においては他の“ドワネルもの”に比べて極端に知名度の落ちる本作。
このゲテモノとも言える日本人女性に関するシーン以外は、なかなか魅力がある本作だけに、実にもったいないはなしだ。
(追加)
ちなみに、本作は思わずニンマリしてしまうシーンが盛り沢山。
例えば、主人公が電話をするシーン。
「ジャン・ユスターシュさんですか?」
そして、“キョーコ”さんがドワネルに残した置き手紙の内容。
「勝手にしやがれ!」
などなど。
なかなかやってくれます。
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