みんなのシネマレビュー
クレイマー、クレイマー - にじばぶさんのレビュー
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

タイトル名 クレイマー、クレイマー
レビュワー にじばぶさん
点数 7点
投稿日時 2010-05-21 00:30:17
変更日時 2010-06-01 23:21:21
レビュー内容
ダスティン・ホフマンの演技が素晴らしい。
実にいい味を出している。
フレンチトーストのくだりも良い。

しかしなんと言っても、最も味わい深かったのはラスト。
感動的な3人同居へと戻るハッピーエンドパターンか?!と半ばガッカリしながらラストシーンを見守っていたら、あらびっくり、元夫は元妻と一緒にエレベーターに乗らない。
つまりは、子供と3人の生活へ戻ることの拒否、という象徴的なラストシーンで締めくくった。
これは見事だった。

ここでヘタに3人一緒になってハッピーエンドじゃなくて、ほんと良かった。
それじゃあ、ただのクソ米国映画になってしまう。
今後、この3人のそれぞれの行く末はどうなるんだろう、と考える余韻が残る素晴らしく巧い締めくくり方であった。

ただし、、ただしだ。
ダスティン・ホフマンを中心に描き、まるで悪役扱いのメリル・ストリープという構図。
そして、その全編疎かにされるメリル・ストリープが、最後は泣いておしまいというラスト。
これらには、やっぱり米国映画の、自分(本作ではダスティン・ホフマン)が正しく、相手が悪いみたいな発想というか考え方が垣間見えてしまう。
まさにアメリカという国の持つ「自分が中心、あとは悪者」みたいな発想が背後に感じられて、少しがっかりもした。

夫妻をもっと公平に客観的に描写し、それであの終り方なら、更に素晴らしかったはず。
かといって、アメリカ映画に悪モンの存在しない映画を創れと言っても、どだい無理だろうけど。
にじばぶ さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2024-05-27一分間タイムマシン(2014)57.00点
良いビジネス55.00点
かざあな88.00点
2024-05-25コレクター(1965)87.32点
2024-05-25わたしの見ている世界が全て88.00点
2024-05-23人生は四十二から67.75点
2024-05-21逃避33.00点
2024-05-20居酒屋兆治76.30点
2024-05-18赤い私と、青い君77.00点
2024-05-18復讐は俺に任せろ56.90点
クレイマー、クレイマーのレビュー一覧を見る


Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS