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タイトル名 |
自虐の詩 |
レビュワー |
飴おじさんさん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2007-11-03 23:08:44 |
変更日時 |
2007-11-03 23:08:44 |
レビュー内容 |
本作は、気仙沼時代と大阪での生活の2本が絡み合っています。 そして、どちらの場面でも幸せはどこにあるんだと幸江は捜し求めて生きています。 でも彼女は、不幸そうに見えて実は身近な(小さな)幸せに囲まれていたのです。 それに気がついたのか。それともそういう風に考えるようになったのか。 客観的には悲惨そのものの人生だけど、どこに光を当てるかで見え方は 変わってしまうものなのかもしれません。 「幸や不幸はもういい。どちらにも等しく価値がある。人生には明らかに意味がある」 って言葉はいいです。勇気付けられます。 最初のお笑いのパートのテンポが悪い点、イサオの愛情はあまり伝わってこなかったこと に不満がありますが、中谷美紀の熱演も子役の二人もすばらしかった。 熊本さんとの感激の再会シーン、エンドロールの後のラストシーンもどちらも素敵でした。 不覚にも涙がでてきました。
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