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タイトル名 |
ヌードの夜/愛は惜しみなく奪う |
レビュワー |
トントさん |
点数 |
9点 |
投稿日時 |
2020-12-26 19:18:13 |
変更日時 |
2020-12-26 19:25:52 |
レビュー内容 |
漫画家でもある石井隆監督の最高傑作だと思う。 そして竹中直人の魅力をここまで引き出した作品もこれが最高! 俳優は名が売れてくると、探偵役か刑事役のシリーズものを背負うのだが、 竹中の場合、代行屋だった。 前作も切なかったが、本作の方が竹中の味が思う存分引き出せてたと思う。
クライマックスで薄幸の女性、レイの怒りの最期を見届けたのが、 代行屋の竹中だった。 石切り場でのアクションは、哀しさすら感じさせる名場面である。 もう最後はエロスを超えて、宗教画の世界である。
代行屋の再生に女刑事の手弁当と猫だったというのが、なんと優しい。
(石井さんの作品には「ナミ」が出てくるのが多いが、本作にもチラリと名前が出ているのが嬉しかった) |
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