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タイトル名 |
肉体の悪魔(1986) |
レビュワー |
トントさん |
点数 |
6点 |
投稿日時 |
2014-10-19 00:45:58 |
変更日時 |
2014-10-19 03:31:31 |
レビュー内容 |
タイトルがただ同じのエロ映画なのかと思っていたが、いちよこれも原作はレイモン・ラディゲなんだね。戦後すぐのジェラールフィリップのヤツは昔、観たけど、タイトルから想像する内容にしてはあまりにも純で、若かった自分はちょっと拍子抜けした感もありやんした。しかし中年盛りを過ぎた今、某レンタル屋の発掘良品で観た本作は、まさにタイトル通りで、うんざりする程の肉感ぶり!体内生理に正直な年上女性と、体は大人の子どものボクとの密室での情事を、それはもうエロティックに観せる。発掘良品の締めはエロであったかと思ってしまった(笑)。彼女は、奔放な彼との情事の果てに、「文化」を脱ぎ捨てたくなる自分に気付き、最後の彼の「文化」っぷりに、涙を流すってな話でしょうか。しかしなんだね、このような映画で映画青年が道を誤らなければいいが・・とも思ってしまう自分の「枯れ」具合に涙が出るが、これは映画のような別れの予感の涙じゃないのだ。 |
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