みんなのシネマレビュー
帰郷(1978) - トントさんのレビュー
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

タイトル名 帰郷(1978)
レビュワー トントさん
点数 7点
投稿日時 2011-04-10 13:09:29
変更日時 2011-04-10 13:25:14
レビュー内容
ジョンボイドとジェーンフォンダのラブロマンスが軸だが、ブルースダーン演じる将兵の設定がすごい。英雄になりたい気持ちが強かったのに、帰国した理由が自分で自分の足を撃ってしまったという理由で、この点でも高い自尊心が傷ついているのに、奥さんが同じ帰還兵で下半身が戦闘中の怪我で効かなくなっている男性と不倫してた、という事実が追いうちをかけて、彼を自暴自棄においやっている。ラストは自殺とははっきり言わないが、それでもおかしくないくらいの切なさ。この映画はジェーンフォンダ演じる女性の視点から全て語られており、そこから外れない。だから当時のアメリカ国内の空気をちゃんと映し出しているように思う。女性たちのベトナム戦争、そんな感じである。最後、死んだような虚ろな目で歩いている彼女が印象的だ。自分で自分に嘘をついて生きているといった感じか?それか不倫して罪の意識であのような表情になるのか?続編が出来てもいいくらい、中途半端な終わり方である。女性映画としては、周囲の目が厳しくても、本当の自分でいられる人と一緒になる、という話のほうが成功したのではないか?しかし、それを置いといても、この映画の反戦のメッセージは強い。彼女の女友だちの弟の描き方でそれが伝わる。この映画の影響か、空気注射で人は死ぬという話をあちこちで聞いた。テニスボールの空気入れも立派な凶器になるんだなぁと思ったものである。
トント さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2024-05-26ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE77.31点
2024-05-23ノスフェラトゥ(1978)76.63点
2024-05-2236時間(1965)77.00点
2024-05-20素晴らしき戦争75.83点
2024-05-17決断の3時10分77.34点
2024-05-13あの愛をふたたび77.00点
2024-05-12ブラッド・イン ブラッド・アウト88.15点
2024-05-11ビクター/ビクトリア76.56点
2024-05-08曽根崎心中(1978)76.62点
2024-05-05愛にイナズマ88.00点
帰郷(1978)のレビュー一覧を見る


Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS