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アキレスと亀 - サーファローザさんのレビュー
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Web www.jtnews.jp

タイトル名 アキレスと亀
レビュワー サーファローザさん
点数 7点
投稿日時 2008-09-22 21:50:30
変更日時 2008-09-22 21:56:15
レビュー内容
北野監督はまだ1本しか観てなかったので、とても興味を持って鑑賞しました。
絵画に生きる男の一生(絵画に生きるしかなかった?)の物語。少年期・青年期・中年期と三期を演出していて、フィルムの質感がそれぞれ変えていたのが面白い。

少年期に神童のような扱いをされ「僕、画家でやっていける」と思ったが、売れないまま成長し生きていく。親が死のうが、娘が売春しようが「絵画の道一本!」。樋口可南子と取り組む姿は時にユーモラスに時に痛々しくもある。

これは監督の映画監督人生・決意になぞらえていると考えるのは余計だろうか?
少年、青年の主人公が自分の意思で動こうとせず、何か傍観・浮遊しているような姿がそう感じさせるのですが。

その他いくつか感じる点があり、特に人の死をいとも簡単に、「生きている世界」と同等に描いているなあと強く感じ、他の監督にはない演出に思えた。
台詞・場面の省略もかなり特徴がある。前触れもなく、画を「バッ」と見せる手法は監督の持ち味なんでしょうか。

そんな手法でもって描いた少年期・青年期は情感溢れて良い味があったのですが、後半はその波長が大きく乱れた印象です。まったく、別の作品?と思ってしまいました。
「あんたフェリーニか?」と一瞬よぎりましたが、これは私の感覚がズレているのでしょう。でも、主題は一本であれ、一本の作品としての違和感は拭えない。

作品自体を幸福と取るか取らないかは分かれると思う。
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