みんなのシネマレビュー
ミツバチのささやき - 高畑カムバックプリーズさんのレビュー
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

タイトル名 ミツバチのささやき
レビュワー 高畑カムバックプリーズさん
点数 6点
投稿日時 2010-07-17 22:56:10
変更日時 2010-07-17 22:56:10
レビュー内容
映画好きなら、必ずと言って良いほど、この作品に興味を抱かざるを得ない。10年に1本のペースで作品を発表する寡作の映像作家ビクトル・エリセ。その最高傑作の誉高いこの作品。否が応でも期待は高まる。少女たちの美しさ、広漠たる風景。一つ一つが実に絵画的である。エリセは画家を志望していたのではないか? そう思わせるほど絵画的な美的表現になっているように思う。焚き火を飛び越える少女、汽車と少女の黒白のコントラスト、敗残兵に林檎を差し出す少女。何れもが、額縁に納めて客間に飾っておきたいような芸術性を宿している。然しながら、それが総合芸術たる映画にあって、最良の表現方法なのかというと疑問がある。映画とは、もっとエモーショナルなものなのではないか。絵画的芸術表現の先を行くのが映画なのではないか。したがって、この作品が、映画史にとって極めて重要な作品であるとは思えない。しかし、自我の芽生えの以前、幼年期の、死と隣り合わせのような、あたかも精霊の化身であるかのような、儚さ、神秘性を、アナ・トレントはその大きな瞳でストレートに、実に上手く表現している。この映画は、アナとイザベルの映画だ。アナ・トレントはこの後「バカス」で青年期の女の美しさを見事に演じている。スペイン作品としても、私はそちらの方が印象深い。
高畑カムバックプリーズ さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2011-06-19愛の勝利を ムッソリーニを愛した女97.50点
2011-04-198 1/216.90点
2011-03-25英国王のスピーチ46.65点
2011-03-06野菊の如き君なりき(1955)87.45点
2011-01-25実録・連合赤軍 あさま山荘への道程16.72点
2011-01-22二十四の瞳(1954)98.01点
2011-01-22告白(2010)37.03点
2010-07-17ミツバチのささやき67.56点
2010-01-08アバター(2009)67.26点
2008-01-15夜よ、こんにちは106.25点
ミツバチのささやきのレビュー一覧を見る


Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS