みんなのシネマレビュー
アメリカン・ギャングスター - サムサッカー・サムさんのレビュー
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

タイトル名 アメリカン・ギャングスター
レビュワー サムサッカー・サムさん
点数 8点
投稿日時 2008-02-02 00:20:48
変更日時 2008-09-12 23:36:54
レビュー内容
期待していた通りの重厚な犯罪ドラマで見応えは十分だ。主演二人は渾身の演技をみせ、美術や音楽は申し分なく脇を固める俳優も渋い。ただ演出的なトコロでフランクについてはもう少し残酷な面を強調してもよかったと思う。フランクが商売を始めてからは彼のスマートさの方が強く印象に残ったように感じた。それでもフランクの言葉に滲む狂気や恐ろしさまで感じさせるデンゼル・ワシントンの演技力は凄まじい。特に終盤、リッチーとフランクが渡り合うシーンは二人の演技が素晴らしく、息詰まる緊張感を醸し出している。リッチーが他の警官のように汚職にまみれておらず正義というルールに厳しい「男」だということに気付き始めたフランクの苛立ちや焦り、コーヒーを叩き落として激情するも、自分のコーヒーを静かに差し出してきたリッチー。この瞬間にフランクは「男」としてリッチーに完敗したと悟ったのではないか。静寂の中に一触即発の危険さを持つ、「男」と「男」の闘いはあの部屋の中で決着した。ドラマティックで鮮烈すぎる「男の世界」が体感できる緊迫の一幕だ。
実話物なので出来事をただ見せ続けられる展開はやや単調ではあるが、ラッセル・クロウとデンゼル・ワシントンという二人の巨人の圧倒的な存在感とリドリー・スコット監督の演出の力業には最後まで魅せられる。必見の一作。
サムサッカー・サム さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2023-08-04トランスフォーマー/ビースト覚醒76.25点
2020-02-091917 命をかけた伝令86.53点
2020-01-17ペット・セメタリー(2019)75.41点
2019-12-19スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け96.76点
2019-12-02ゾンビランド:ダブルタップ76.70点
2019-11-21ドクター・スリープ86.22点
2019-11-13エンド・オブ・ステイツ55.84点
2019-11-09ターミネーター:ニュー・フェイト86.00点
2019-10-23クロール -凶暴領域-66.50点
2019-10-09IT イット THE END “それ”が見えたら、終わり。85.94点
アメリカン・ギャングスターのレビュー一覧を見る


Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS