みんなのシネマレビュー
就職戦線異状なし - えんでばーさんのレビュー
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

タイトル名 就職戦線異状なし
レビュワー えんでばーさん
点数 6点
投稿日時 2024-05-11 08:53:00
変更日時 2024-05-11 09:15:12
レビュー内容
ホイチョイとはまた別の形でバブルを描いた作品。バブル期はまだ時代的に地続きと感じる人が多いせいか、多くの人が自分の体験と現在の状況を照らし合わせて評価するのでしょうね、点数の上下が凄いです。バブルの恩恵や楽しさを享受した世代や、恨めしそうに見る氷河期世代、バブル後生まれは夢物語と見ていたり。映画としての評価ではなく、自らの体験と比較しての評価が多い感じです。
ただ、あの時代は確かにあったんです。就職戦線は崩壊直前までは本当にあんな感じでした。マスコミ業界以外は売り手市場で、内定5つ6つは当たり前で、海外旅行付き接待されまくりとか、入社してくれたら自動車を支給だの、もう酷かった。
さてこの映画は、爆死しました。当時のトレンディー(!?)俳優を大挙だして、きらびやかなものに仕立て上げたつもりだったんですが、公開がバブル崩壊直後というとんでもないタイミング。爆死も仕方ないです。ただ、小ネタは効いてるし、女優は若々しいし(和久井映見がすごい可愛いです)、テンポもそれなりで、自分の体験と比べずに純粋に楽しむにはいいです。
脚本が観客に媚びちゃったのが残念。というのも、杉元怜一の原作小説は軽妙洒脱、考えさせられるところもあり、本当に面白いんです。でも映画脚本は、そこからトリックスターを抜いて、キャラを変えすぎて、迷宮の会社面接とかも全部省いちゃった。あげくに、結末まで全変更(原作の主人公は、単位ミスで留年して「来年こそは」で終わります)。怪作漫画「国民クイズ」などの原作も手掛けたあとに早々に筆を折っちゃった杉元怜一の面白い部分を全部オミットしてるので、多分原作読んだらかなりイメージが変わると思います。
えんでばー さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2024-05-11グランツーリスモ36.68点
就職戦線異状なし65.13点
2024-05-10男と女(1966)77.34点
2024-05-10ティファニーで朝食を75.85点
2024-05-05陰陽師024.50点
2024-05-05レイダース/失われたアーク《聖櫃》67.49点
2024-04-24インディ・ジョーンズ/最後の聖戦87.19点
2024-04-20国家代表!?03.50点
2024-04-17宇宙兄弟65.77点
2024-04-17エレクトリック・ドリーム97.40点
就職戦線異状なしのレビュー一覧を見る


Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS