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タイトル名 |
サーミの血 |
レビュワー |
元祖さん |
点数 |
6点 |
投稿日時 |
2021-12-04 00:19:18 |
変更日時 |
2021-12-04 00:19:18 |
レビュー内容 |
自分が属するもの、の流浪の映画である。
差別的な扱いもそこにはあるが、差別そのものよりも 自分がどこに行っても、まるで帰る場所では無いと告げられるように、 行く先々で居場所の無さを感じる。
そこで出生から考えてみるに、囚われているのは部族というしがらみなのか。 そんなことは決してない。 自分は自分だ、というのが湖で空に向かって浮かんで欲しいというシーンと思う。
力強く生きているつもりでも、 外からの干渉がこれほどまでに強い。 哀しみが哀しみを呼ぶ、そんな映画で観ているのが辛かった。 |
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