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タイトル名 |
アイ・アム・レジェンド |
レビュワー |
佐吉さん |
点数 |
4点 |
投稿日時 |
2009-04-15 02:41:57 |
変更日時 |
2009-04-16 14:54:26 |
レビュー内容 |
あまり面白くない。映像的な見どころがほとんどない上に、腑に落ちない点が多い。 主人公は正常な状態で残った地球上で唯一の人間。少なくとも本人はそう思っている。想像を絶する孤独。しかし映画が始まってみれば、鹿を追い、犬と話し、研究をし、割と平然と暮らしているように見える。彼がそうなるまでの葛藤は一切描かれず、最初からその状態で現れる。だから、そんな馬鹿な、と思う。 ラジオで他の生存者への呼びかけを続けていたにも関わらず、それに応じて人間が現れると主人公は彼らに対して拒絶的態度をとる。生存者コロニーの存在も認めない。なぜだ。嬉しくないのか。一人は女だ。犬はすでに死んだ。コミュニケーションを渇望していたんじゃないのか。そして性行為への渇望は無いのか。 細かい部分。まず、電気はどうしている。水は。ガスは。食料は。鹿だけでは栄養が足りないだろう。 これらの物を調達するための「ゴーストタウン・サバイバル」を描くだけでもけっこうドラマになるだろうに、まっっったく描かれない。そりゃま、自家発電とか、川の水をくむとか、想像すりゃいくらでも説明はつく。それにしても、いくら何でももう少し映画中で説明すべきだろ。 |
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