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AVP2 エイリアンズVS. プレデター - 佐吉さんのレビュー
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Web www.jtnews.jp

タイトル名 AVP2 エイリアンズVS. プレデター
レビュワー 佐吉さん
点数 2点
投稿日時 2008-05-24 23:48:26
変更日時 2008-05-24 23:48:26
レビュー内容
久々にひどい映画を見た。
画面が暗く、何が何をしているのか分からない。まずはこれに尽きる。僕が思うに、同じように「何が何をしているのか分からない」が、とにかくものすごい事が起こっていることを画面から感じさせた「エイリアン」第一作を踏襲しようとしたのかもしれない。だが「エイリアン」ではバケモンは1匹で、何かが起こればそれはエイリアンの仕業であることは誰でも想像がつく。この「AVP2」ではエイリアン多数と、プレデターと、そのハーフが入り交じって登場する。特にプレデリアンについてはこっちは見るのが初めてなんだから、知的生命なのか、野生動物なのか、機械を使うのか、どんな形状をしているのか、見る者はさっぱり分からんわけである。たとえ説明調になろうとも、どんな物なのかをもう少し見せてもらわなければいけない。
話の展開もおかしい。冒頭に、被害にあう町に住む人々の家族関係、友人関係がいくつか描かれるが、この事はエイリアンと闘うにあたって何の関係もない。単に話の焦点が分散し、ぼやけるだけ。
どうやら舞台は、田舎町らしい。山がある。しかし住宅街はけっこう住居が密集している。山中に墜落したエイリアン群。そしてふと気がつくと襲われる人々は屋内でじっとしており、どこをどう通ってやってきたのか分からないが、エイリアンはそこに現れる。
なぜこういう無理なことになったのかというと、そもそもエイリアンを、町や山などの開けた場所で活躍させようとしたこと自体に無理があったから。生身の闘いにおいて人間に対し圧倒的に有利なエイリアンは、逃げ場のない密閉空間で最大の恐怖をうみだす。「エイリアン3」の犬の遺伝子をもったタイプを別にして、エイリアンはどうやらあまり敏捷ではない。真っ昼間、道路をドタドタ走って人間を追いかけるエイリアンというものは想像しにくい。まあこれはこれで恐いことは確かだろうが、そういう場面をつくるためには今まで歴史的に作られてきたエイリアンのイメージを壊し、あらたな像を構築しなければならない。それはこういう、過去の財産を利用して作る映画の最大のタブーであり、実際今回の「AVP2」もやらなかった。だから、舞台は今までのエイリアン関連作品と違って密閉空間ではなく町でありながら、人間が襲われる場所は常に屋内という、不自然な展開にせざるをえなかった。
つまりは、話の基本的設定から間違っていた。
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