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タイトル名 |
櫻の園 -さくらのその- (2008) |
レビュワー |
アンドレ・タカシさん |
点数 |
3点 |
投稿日時 |
2011-06-21 22:29:03 |
変更日時 |
2011-06-21 22:33:13 |
レビュー内容 |
記憶の中にある前作を美化しているのかもしれないが、これ、リメイクするほどの内容か? 前作は女子高生の日常を1日だけに集約し傍観するように描いたことで、作品全体で当時の「女子高生」を記念写真のように切り取った、まさに「櫻の園」な映画でした。そこから随分と時間が経っているので女子高生の横顔も変わっている。それを見せてくれるのかと思ったんだけど、とんでもない。まるで30年くらい前のテレビの学園ドラマのノリでした。ちょっと我が強い主人公がお嬢様学校の規律に反発するような描写に何の意味があるのだろう。例えば前作には無かったネットや携帯電話のようなコミュニケーションツールで現代の女子高生を特徴づけるような描写でもあれば評価も多少は変わったと思いますが、何がしたいのか分からないダラダラした作品でした。杏は長身のモデル体型とナチュラルな個性を感じさせる演技に味があり、楽しみな女優の一人です。 |
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