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タイトル名 |
日本で一番悪い奴ら |
レビュワー |
アンドレ・タカシさん |
点数 |
6点 |
投稿日時 |
2022-01-08 20:20:59 |
変更日時 |
2022-01-08 20:23:54 |
レビュー内容 |
面白かったです。 いわゆる「変な人」を扱った映画のひとつ。あんなことをしながら「治安を守るため」に働いていると本人は本気で思っていたようです。道警の予算で銃器を買い取り、摘発や押収扱いにして点数を稼ぐ。市井に流通する銃器数が減るのは確かだけど、密輸密売組織を肥えさせる見識はありません。登場人物たちの本気ぶりが滑稽に映る作品は、コメディとして上質です。 序盤、刑事部屋に「努力目標」のタイトルで映される摘発の点数表は興味深かった(ホンモノかどうかは分かりませんが…)。傷害にしろ過失にしろ強姦にしろ、人が死んでいる案件は一律18点。公然わいせつは1点。あれが組織内の出世の目安なら、ストーカーなどに身の危険を覚えて通報してもスルーされる理由が理解できます。 余談。30年ほど昔の話ですが、スピード違反で免停・罰金8万円を払わされたことがあります。そのとき、板橋警察署の交通課巡査がやったことを記しておきます。首都高速5号線の下の道路を走っていたときでした。ニッサン・スカイラインがバックミラーで急拡大しバンパーぎりぎりまで接近されました。気持ち悪くてアクセルを踏んで逃げました。すると再びぎりぎりまで接近されました。さらにアクセルと踏んだところでサイレンが鳴り、そこで初めて覆面パトカーだったことが分かりました。その場でも抗議はしましたが、アクセルを踏んだ私が悪いと決めつける態度で違反切符を切る太った巡査がもの凄く憎らしかったです。あれって、今なら完璧な「アオリ運転」として逆に提訴できる行為です。その当時で私と同年齢くらいの巡査だったので、もしかしたら組織内でそれなりに出世しているかもしれませんね。もしそうなら、自宅を突き止めてピンポンダッシュしてやりたいです。 |
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