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タイトル名 |
ジャンヌ・ダルク(1999) |
レビュワー |
鐵假面の人さん |
点数 |
1点 |
投稿日時 |
2002-07-01 23:11:04 |
変更日時 |
2002-07-01 23:11:04 |
レビュー内容 |
まず、史実の問題。映画の中でジャンヌの母親がイギリス兵に惨殺されるシーンがありますが、これは全く史実に反しています(ジャンヌの処刑(1431)から24年後の1455年、母イザベル・ロメはパリでローマ教皇庁の審査委員にやり直し裁判を請願している)。歴史的事実を無視してまで、自己の解釈を押し通そうとするリュック・ベンソンの姿勢はいただけない。それにジャンヌの人間的な面がまるで描かれていない。ただ、もうヒステリックな女性として描かれているのにはあきれました。悩み、苦しみつつ、それでも己の信念を失うことなく、火刑台に登るジャンヌが観たかったのですが・・・ |
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