みんなのシネマレビュー
クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲 - 空耳さんのレビュー
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

タイトル名 クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲
レビュワー 空耳さん
点数 10点
投稿日時 2016-05-16 16:59:37
変更日時 2016-05-31 01:54:25
レビュー内容
「いい映画」だと聞かされて見るのと知らないで見るのとではまるで違う。「傑作」などという評判を知ってしまうと、期待してしまう分だけ要求が高くなって「なーんだそんなに大したことはないじゃん」となりがちだ。クレシン映画は「ロボ父ちゃん」が出色の出来だったので、あれを上回るのは難しかろうと思って一時間ほど冷静に見ていたが、突然始まるあのヒロシの回想場面に完全に打ちのめされてしまった……。

これは確かに郷愁だ。ただ郷愁というと「過ぎ去った昔を懐かしむ」「あの頃はいい時代だったと思う」ことになると思うが、個人的には時代なんてものは付属物にすぎず、郷愁の本質は「過ぎ去った命を懐かしむ」ことであると思っている。ヒロシの回想をみても自分が生きた時代への懐かしさというよりも自分が生きてたきた命の歴史それ自体を振り返る印象が強い。

人生の中盤を越えた(要するに中年です)人間なら多く感じているだろうが、私も徐々にではあるがしかし確実に強まってくる「命の短さ」「人間のはかなさ」つまりは「命への愛着」というか、「自分から息子へ伝わっていく命」というか、とにかく若い時代には頭ではわかっていても現実味がなかった感覚、そこにこの映画は訴えかけてくる。

悪役(とは言い切れないが)も最後までしっかり悪役を演じており、他のクレシン映画みたいにおチャラけすぎて緊張感をぶち壊していない。最後もしんちゃんのギャグを織りまぜながら感動的に締めくくっている。

それにしてもクレシン映画に10点つけるとは思わなかった…。やられた。

ただ……お子さまには理解できないんじゃないかこれ(笑)。

まぁいい。子供はいつか、大人になる。
空耳 さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2024-02-04アウトブレイク46.39点
2024-02-01M3GAN ミーガン96.48点
2023-09-16オリエント急行殺人事件(2017)55.95点
2023-08-25ジョニー・イングリッシュ 気休めの報酬75.96点
2023-08-21エスター ファースト・キル65.80点
2022-11-19シン・ウルトラマン56.27点
2022-09-29カウントダウン(2019)35.28点
2022-09-28グリーンランド -地球最後の2日間-35.05点
2022-09-10千と千尋の神隠し26.41点
2022-09-10アース95.91点
クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲のレビュー一覧を見る


Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS