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タイトル名 |
路上のソリスト |
レビュワー |
だみおさん |
点数 |
4点 |
投稿日時 |
2010-09-11 02:23:21 |
変更日時 |
2010-09-11 02:23:21 |
レビュー内容 |
期待していたので、鑑賞してみてガックリでした。記憶に残らない作品で、さっぱり忘れ去ってしまいそうです。・・・が、それでも「あなたの友人になれて光栄です」とか言うラストだけは、きっと忘れないと思います。ハンディキャップを持って路上生活している人間に、なみなみならぬ才能があると気づいたとき、なんとか「力になりたい→助けてあげたい」的な感情が働くのは人間として健全な心のあり方だと僕自身は思うのですが、でもそういう感じを「上から目線」なんて言われれば、それはそれで否定しきれないものはあるし、「じゃぁ、どうすりゃいいのさ!」って思うところを、ズバリ最後の台詞が答えを示してくれたって感じでした。ハンデも路上生活も、本気の本気で健常者との格差を意識せずに「個性」と捉え、対等な人間なのだと確信するなら、残るのは純粋に音楽の才能への敬意となるわけで、そこを伝える言葉がラストのセリフなんだなと感じました。 |
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