みんなのシネマレビュー
大帝国行進曲 - アングロファイルさんのレビュー
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

タイトル名 大帝国行進曲
レビュワー アングロファイルさん
点数 8点
投稿日時 2010-01-18 20:22:18
変更日時 2010-01-18 20:22:18
レビュー内容
英国の名家マリヨット家を中心に話が進みますが、敢えて言うなら主人公は時代の変化そのもの。マリヨット家はその中の一例にすぎず、さまざまな階級の家庭にそれぞれのドラマがある……というところでしょうか。ストーリーの進行は時代に沿ったエピソードの羅列であり、全体として統一された物語はありません。が、時を経るにつれ一家も山あり谷あり。その道のりをたどるだけでも面白味があります。
映画全体を貫くものとしては、戦争の存在があります。序盤はボーア戦争で、一家の主も召使いも、アフリカに送られます。男の子は単純に戦争を楽しんでいますが、残された妻たちは悲しみにくれる。ここは、階級は違っても同じような光景が展開するところがミソでしょうか。
その後時代が進むと、第一次世界大戦がはじまります。もともと舞台劇なのでここはどう処理するのかと思ったら、いかにも元が舞台劇らしい扱いでした。しかし、これはこれでありでしょう。ここでも、「残された妻の悲嘆」が繰り返されます。しかも、今度は子供まで戦争に行ってしまうことで、嘆きがより強調されています。その後戦争が終わって「現代」、つまり1933年の正月を迎えて映画は終わるのですが、終盤は当時の情勢不安を反映してか平和への祈りを強く感じさせます。このため見終わると反戦映画という印象が強く残ります。が、そうしたメッセージがなくとも、マリヨット夫妻が歩んだ道のりを堪能させてもらって、かなり楽しみました。満足です。
アングロファイル さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2020-04-29バルカン超特急(1938)107.08点
2020-04-25宇宙円盤大戦争75.00点
2020-04-20ジャンヌ・ダルク(1999)65.22点
2020-04-09500ページの夢の束66.50点
2020-02-24小さいおうち66.22点
2020-02-05女子ーズ55.54点
2020-02-02ダウントン・アビー77.00点
2020-01-13殺したい女87.36点
2020-01-05ボディ・スナッチャー/恐怖の街86.76点
2019-12-31サイレント・ランニング76.62点
大帝国行進曲のレビュー一覧を見る


Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS